[3期 梅内さん2009年]
トップ ページ 
同窓会総会 
じょうの会(東京) 
ロボコン 
ゴルフ 
各期の部屋 

 2009年 山登りの報告

―昨年に続いて十勝岳登山再挑戦から始まる―        2009年10月 3E 梅内功

―技術士二次筆記試験不合格、来年再挑戦―        

 技術士資格取得に向けて昨年一次試験に合格、今年8月挑戦の二次筆記試験は不合格でした。

来年再挑戦します。団塊の世代は、まだまだ働かねばなりません。

体のリフレッシュと頭のリフレッシュに取り組んでいます。

今年の山は、十勝岳(2077m)、北岳(3193m)、燕岳(2763m)、日光男体山(2486m)でした。

日光男体山ではすばらしい感動の景観にめぐり合いました。以下報告します。

 

09年6月21日(月) 十勝岳(2077m) (曇り) (暴風のため登頂ならず)

前日から白金温泉に宿泊して、翌21日5時15分温泉を出発。望岳台まで1時間。

6時25分に望岳台を出発、山頂は雲がかかっていたものの到達する頃には、晴れることを

祈って登り始めたが、強い風のなか中腹の避難小屋を過ぎて、急坂を登り始めて30分、突風の

ような強さと少し大粒の霧が吹き付けてきた。あと1時間半で山頂と思いながら、岩陰に隠れて

30分待ったが回復の様子がないため登頂は断念しました。岩陰で様子をみて待っている間に、

下界には美瑛の町を輪の中に入れた虹を楽しみました。写真を添付します。

今回もまた再挑戦の楽しみを残して帰ってきました。山は曇りでしたが下界は晴れでしたので、

そのあとは美瑛の丘、富良野の丘を満喫しました。(9月19日に再挑戦。以降参照ください。)

 

09年8月6日(木) 北岳(3193m) (曇りのち雨)

前日(5日)は、南アルプス市営温泉ロッジに宿泊。6日朝5時登山バスで出発、6時広河原到着。
6時10分 比較的明るい曇りのなか山頂での晴天を願って出発
     登山途中のお花畑では、たくさんの可憐な花を撮りました。最近多いのですが女性も一人で

     っていて大型デジカメを持って同様に写真を撮っていました
11時40分 頂上着。登りはじめて5時間30分。
     証拠写真を撮ったところで雨が降り出した。75才の146回目の北岳登頂の人との出会い。

     72歳同会登山5名のグループとの出会い。360度真っ白でしたが、今回も楽しく、元気を

     もらいました
12時ジャスト 下山開始。広河原につくまで雨のなか。下に着いたら ずぶぬれでした。

下山途中、富士登山マラソンならぬ一人で北岳登山マラソンをやっている人がいて、雨の中で

Tシャツ、短パン、リュックなし、運動靴で駆け下りていく人に追い抜かれました。
15時10分 広河原着。下山時間3時間10分。

     バスで甲府市内にもどり、そのまま東京へ。下界は、薄曇りの晴れでした。自宅へ帰ると22時、

     翌日出勤です。筋肉痛も3日ほどで解消です。まだまだ元気です。

09年8月28日(金) 燕岳(2763m) (曇り時々晴れ)

4回目の燕岳でした。この山は、可憐な花の宝庫で大好きな山の一つです。

燕岳の常宿で、30数年前と変わらない古い温泉 登山口の『中房温泉』に前泊。

朝5時 : 明るい曇りの中、山頂での快晴を願って出発。

7時30分 : 合戦小屋到着。 

9時ジャスト: 燕山荘着。登り4時間。

槍、大天井は雲がかかって山頂は見えませんでしたが、大天井までの表銀座尾根が、

また谷の向こうには裏銀座の鷲羽岳、水晶岳が、そしてさらに北のほうには鹿島槍ヶ岳

方面が見えました。

今日は、下山後も中房温泉泊りなので、山頂付近でのんびりしようとコマクサ、リンドウ

などを見ながら燕岳山頂まで往復1時間散歩気分で楽しみました。その途中では、

すずらんに似た花をつける『クロマメノキ』の黒い実を、初めて賞味しました。甘酸っぱい

おいしさで、形はブルーベリーの小粒のような実です。今回の大収穫でした。

11時半 : 下山開始。雲が切れて槍、大天井の山頂が見えないかと燕山荘前で1時間

ほど待ったが見込みなし。

14時20分: 温泉着。下り2時間50分。

温泉で飲む冷たいビール一杯が最高でした。

 

09年9月19日(土) 十勝岳(2077m) (曇り時々晴れ)

今年6月に挑戦したが、強風のため途中断念したので、再挑戦で挑んだ十勝岳。

19日15:00から同窓会総会の理事会に出席の予定に会わせての登山計画でした。

18日:白金温泉に宿泊。翌日19日に出発です。

5時半:望岳台を出発。スタートしたときは山頂を見上げれば雲ひとつない快晴。

途中シラタマノキ、葉が枯れても青い花をつけたリンドウがまだ咲いていました。

7時半:1720mの標高標識に到着。(2時間)

これから山頂まで1時間というところで、周りはガスがかかりはじめました。

8時20分:山頂到達。望岳台より登り2時間50分。

ガスが切れる期待もかなわず、360度真っ白でした。今回も山頂での感動の

写真は、棚上げに終わりました。次回に楽しみを残しての下山でした。

8時30分:下山開始。

11時10分:白金温泉に到着。温泉につかって身支度整えて、旭川へ。

15時からの同窓会理事会に出席、18:30からは楽しい懇親会で終わりました。

今回の登山は、旭川より美瑛までJRで向かい、途中 母校の千代ヶ丘中学(現在廃校、校舎は保

)を車窓より眺め、中学時代の友達の家を思い出しながら、中学3年間を過ごした地を懐かしく思

い出した感慨深い旅でした。美瑛駅前の様子も紹介します。

 

09年10月11日(日) 日光男体山(なんたいさん)(2486m) (晴れ)

7年ほど前に登って今回は2回目の男体山です。

家から近いこともあって、いつでも行けると思いながらあまり登っていない山です。

山頂では、二度と見ることができないかも知れない景観に出会いました。今回の収穫です。

この時期 日光は紅葉の時期で混雑することは感じていたもののこんなにひどいとは思いませんで

した。東武日光駅から、バスで通常だと中善寺湖まで50分、それが渋滞に巻き込まれ約2時間。

 

10:15 : 二荒山神社登山口出発。晴れてはいたが、山頂を見上げると雲がかかっている。登山口で、現在250人ほど登っていると聞かされ、晴れることを祈りながらの出発。

 

出発して2時間、7、8合目あたりで出会う下山者に様子を聞けば、山頂は曇り、強風、小雨、

温度3、4度という。ここは晴れているのだから頂上に着く頃は晴れるだろうと祈りながら登り

続ける。9合目を過ぎて山頂を見ると 『晴れている!! 』 。

 

13:25 : 山頂着。登り3時間10分。

当然のことながら可憐な花は、すでに枯れてなにもなし。替えてすばらしい

樹氷/霧氷の歓迎でした。雲は切れ、晴天です。2400mの高山に満開の

白い山桜かと思い違いするようなすばらしい景観の感動でした。

 

12時に着いて、天候回復を1時間待っていたという登山者と出会い『待ったかいがありま

したね。』と会話をしながら、運が良かった自分にも驚きでした。

冬山では当たり前の景観ですが、この時期でのタイミングでは二度と出会えないかも知れ

ない景観と思いながら、山頂周りでたくさんの樹氷/霧氷の景色を楽しみました。

 

13:55 : 下山開始。15:45登山口に到着。下山時間1時間50分。

帰りも、渋滞に巻き込まれ、自宅には21時到着。渋滞にはうんざりでした。

                                       以上 証拠写真を添付します。

090621十勝岳中腹シナノキンバイ

                                       090621十勝岳中腹より虹1                                   090621十勝岳中腹より虹3       

                        090621美瑛ぜるぶの丘1                                                              090621美瑛ぜるぶの丘3    

                 090806ツガザクラ1(北岳2800m付近)                                                      090806ハクサンイチゲ(北岳2800m付近)   

                    090806ミヤマシオガマ1(北岳)                                                                      090806ミヤマダイコンソウ(北岳3000m付近)   

                                             090806肩の小屋への尾根3(北岳)                                                                 090806山頂途中より肩の小屋を見て1(北岳)         

 

                 090806雪渓(北岳二股にて)                                           090806北岳山頂にて1(晴れていればバックには仙丈ヶ岳が・・・)

              090828クロマメノキ(おいしい木の実でした)                                                                    090828コケモモの実(是非試食したい)          

                      090828コマクサ3                                                                                   090828トウヤクリンドウ3([1].岩間より)JPG     

               090828燕山荘([1].山頂をバックに)                                                                              090828燕山荘(ここより10分)        

 

                      090828燕山荘より山頂鹿島槍方向2                                  090828燕山荘より大天井槍方面の尾根4

                090828燕山荘より裏銀座2                                                                                090828表銀座尾根に立つ燕山荘2(燕岳より)   

                        090918中学母校2                                                                                           090918美瑛駅1  

                   090918美瑛駅前からの十勝岳                                                           090919十勝岳1720mからの下界

 

                  090919十勝岳1720mからの尾根(山頂への途中振り返って)                                     090919十勝岳(5時半の望岳台出発時)       

    

                 091011紅葉の中禅寺湖(木々の間より)2                                                                      091011女峰山(男体山山頂にて)3. 

                    091011太郎山(男体山山頂にて)2                                               091011男体山山頂1      

                  091011男体山山頂方向を見て(中腹より)1                                                                 2091011中禅寺湖(中腹より)2.

                   091011霧氷樹氷(男体山山頂にて)                                                                    091011霧氷樹氷の歓迎(男体山山頂にて)1       

                   091011霧氷樹氷の歓迎(男体山山頂にて)4

 

2008年山登りの報告

    40年ぶりの旭岳、十勝岳ほか―  2008年9月 3E 梅内 功

 今年の山登りは、懐かしい旭岳、十勝岳を皮切りに燕岳(2763m 3回目)、仙丈ヶ岳(3033m 3回目)

に行ってきました。北海道は、7月サミット会議の後にあたる10日〜13日に行って登ってきました。

残念ながら天候は、雨、曇りに恵まれ、山頂では360度真っ白の世界でしたが、おかげで再度挑戦する

楽しみを残してきました。

可憐な高山植物がきれいに咲いていたのは、心をなごませてくれました。燕岳、仙丈ヶ岳などあわせて

以下に状況をご紹介します。

 

711() 旭岳(2290m)

         天候:雨  登り:1時間40(ロープウエイがない昔は、+2時間) 下り:40

         可憐な『ツガザクラ』の群生は、40年前の記憶と変わらない美しさで感動でした。

 712() 十勝岳(2077m)

         天候:曇り 登り:3時間  下り:2時間40

         山頂直下の尾根歩きは楽しいです。『イワブクロ』の花もきれいに咲いていました。

         旭岳と連日の山登りは、さすが足にこたえましたが、晴天の日に登る再挑戦の楽

         しみを残してきました。

 814() 燕岳(2763m)

         天候:曇り 登り:4時間  下り:2時間40

         ここは『コマクサの群生』があり大好きな山のひとつです。今回白いコマクサを発見

         しました。また燕山荘直下のお花畑では、沢山の可憐な花を見てきました。悪名高

         くなって迷惑な『トリカブト』も、きれいに咲いていました。

         今回で3回目ですが、いままで全て曇りでしたので、この山も再挑戦が楽しみです。

 912() 仙丈ヶ岳(3033m)

         天候:晴天 登り:4時間  下り:2時間30

         昨年に続いて3度目ですが、昨年同様に晴天に恵まれ、秋らしい涼風のなか山頂での

         360度の見晴らしは、最高でした。にもかかわらず人が少なく寂しかったです。

         昨年より更に雲ひとつない天候で、富士山、北岳、間ノ岳、塩見岳、木曾御岳山、

         木曾駒ヶ岳、北アルプス連峰、浅間山、八ヶ岳連峰、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山・・・

         360度の見晴らしでした。

080814燕岳グンナイフウロ

080814燕岳コマクサ群生

080814燕岳トリカブト1

080814燕岳山頂2

080814燕岳白いコマクサ発見

080814燕山荘前にて2.

080912トリカブト3

080912山頂にて

080912小仙丈より富士、北、間ノ岳

080912仙丈ヶ岳山頂への尾根(振り返って)

080912仙丈ヶ岳山頂への尾根.

080912仙丈のウラシマツツジ.

080912大仙丈、塩見岳方面.

080912鳥が舞う仙丈の空

北アルプス連邦

仙丈のチョウ1.

 

定年の年を迎えて

    30数年ぶりに復活した山登り―   2008年5月 3E 梅内 功

 

   高専を卒業して早40年。4月4日の誕生日で、同期の中で一番早い定年を迎えました。幸い仕事は、給料は

下がるが現役職位のままでまずは1年延長となり、継続して頑張っております。まだまだ40代、50代の元気の

つもりです。

  数年前より、定年後の趣味を考えておかなければとの思いから、高専時代からやっていた山登りをはじめました。

10代の高専時代には、夏休みの度に旭岳(3回)、十勝岳(2回)、羊蹄山、芦別岳、利尻富士など登りました。

旭岳では姿見の池で、電気の斉藤先生たちのパーティと偶然出会ったことを思い出します。また旭岳には3M

先名君(故人)と登ったり、西日本支部の3E源津君と登ったり十勝岳には3E樋口君と登ったことを思い出します。

卒業、就職してからも毎年夏には、北アルプス、南アルプス、東北の山々などひとつ、ふたつは登っていました。

就職して3年後6期の山岡君が、同じ会社に就職、同じ職場に配属されたその夏に、白馬岳に誘って、少し縦走

して日本一高い温泉「鑓温泉」に入ったことを思い出します。こうした若い時に登った山の美しさ、素晴らしさの

感動を思い出しました。

  20代後半からは仕事もきつくなり、結婚などでぷっつり途切れた山登りは、こんなことで30数年ぶりに復活です。

2,3年前より日光男体山、瑞がき山、燕岳(30数年ぶり)など少しずつ始めて、昨年は南アルプスの甲斐駒ヶ岳

(2967m)、仙丈ヶ岳(3033m)、第二の高峰 北岳(3193m)に登りました。北岳は、30数年ぶり2回目で、登り

5時間20分、下り3時間20分の行程でした。また仙丈ヶ岳山頂では、ここで100名山到達という人との出会い、

こんなこともうれしいものです。

  仙丈ヶ岳、北岳に登った時は、快晴に恵まれ山頂での360度の見晴らしは最高でした。

久しぶりに大きな感動をおぼえました。山に登るたびに元気をもらっています。毎年若返っていく気持ちです。

今年は、40年前を思い出し、十勝岳、旭岳に挑戦する計画です。そして体力ある限り、来年も挑戦していきます。

 070817北岳山荘、間ノ岳、農鳥岳(北岳山頂より

 

070817北岳山頂にて

 

070922甲斐駒4

 

070922北岳富士山(小仙丈より)

 

080711旭岳ツガザクラ群生1

 

080711旭岳姿見の池と石室

 

080711旭岳噴火口2

 

080712十勝岳のイワキキョウ

 

080712十勝岳山頂にて2

 

080712十勝岳中腹(山頂まで1Hr)

 

080712十勝岳中腹の稜線2

 

080712十勝岳中腹の稜線3

 

080712十勝岳中腹より下界2